排路

下宿人の排路のネタバレレビュー・内容・結末

下宿人(1926年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

殺人が起きてる街に殺人鬼らしき人が越してきて疑われるが、実は妹を殺した殺人鬼を見つけ出すためだった。(物語のシンプルさに惚れ惚れ、)疑った方の罪悪感がみたかった。本当の殺人鬼は見つからないで、あれじゃあ誰なんだって後になって気づいて不安は続くじゃダメなんだ、なんでだ!

主人公が捕まった後も殺人が続いて、不安は継続するじゃダメなのか!

私はこれからヒッチコックと対話というよりヒッチコックの見学をする、頑張らないと。

男と女が手錠で遊んでて間違えて女にかけちゃって笑い合ってるのを見る主人公のショット好き。そこまでの時点ですでに主人公に疑いの視線が注がれてぼくも普通にこの人を犯人として見てたけど、わいわいきゃっきゃをみて、ちょっと憂う感じの表情のショットが挿入されて、複雑になる。私は殺人鬼に感情移入してるんだ、と。どうやら主人公のまなざしは、私刑のまなざしとは違うものがある。そして唇には何が塗ってるのかなあ。
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