ダージリン急行のayukaのネタバレレビュー・内容・結末

最高ですね、ウェスアンダーソンとインドと三兄弟。最近、インスタグラムで、accidentally wesanderson というアカウントを見つけて、それがまた最高なんですわ。興味ある人はぜひチェックしてみて下さい。このアカウントがあることからもみてとれるように、ウェスアンダーソン映画の装飾は、ブランドになってきてますね。ウェスアンダーソンみたいなインテリアって言えば、みんなに通じるようになってきた。

それはさておき、このかわいらしいヴィジュアルだけでなくて、ストーリーもなんだかじんわり沁みて良い。父親の死と葬式で心がバラバラになった兄弟が、ひょんなことから他の葬式に参加して、その再体験というかそういうのを機に心がひとつになって、兄弟が再生。ひとつになったからこそ向き合えた母親との時間。まさに心の旅だった。これからこの兄弟は、心の奥底で助けあって支え合って生きていくんだろうな。じんわりほっこり。

このストーリーを他の監督が深刻に描くこともできたけど、ウェスアンダーソンの腕によって、とてもみやすくて、おかしくて、かわいらしくて、ほっこりするという最高な映画になっております。この軽快さが最高なんだよ。そして、みればみるほど味が出そう。

とにかく今猛烈にインドに行きたい。