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新説!人類(珍)化論!?のKnightsofOdessaのレビュー・感想・評価

新説!人類(珍)化論!?(1980年製作の映画)
3.0
[ファンタスティック・アースのおもしろ生物博覧会] 60点

1980年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。カンヌ映画祭コンペ部門に選出された数少ないアニメ映画の一つ。時は紀元前196302年、人間より遥かに強大な生物が地上を歩く世界で、人間は二足歩行もセックスすら知らず、残飯あさりでの生活を強いられていた。そこに奇跡的に誕生したのが主人公、彼こそが類人猿から人類が誕生するきっかけとなった"ミッシング・リンク"なのだ!という話。内容はほぼなし。『ファンタスティック・プラネット』みたいな弱肉強食な恐竜時代のおもしろ生物シリーズは中々楽しかった。猫女族とか仕事中毒族とか軍隊蟻とか色々スポットの当たる種族もいたが、目が光ってる虫とか少ししか登場しない生物も良い。そんなおもしろ生物も、最終的に知恵の付いた人間が皆殺しにするというダークすぎる展開に。途中でアダムとイヴのパロネタが出てきたのだ、これがホントのノアの箱舟ってか?珍化論とかいうアホみたいな邦題だが、確かにエロネタは多いので間違ってはない。
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