このレビューはネタバレを含みます
絵画チックなオープニングの画とちょっと文芸作品みたいな雰囲気を醸し出しているオープニングから一変して森の中の寒村(というよりほぼ集落)の薄寒い空気感やゴシックの雰囲気漂う画面とスコアはとにかく不気味。
それでいてスプラッターの黎明期でもあるにも関わらず、徐々に崩れゆく顔、だったり心臓に杭を刺して血がドロドロ、だったり、車のドアで手首切断!じゃなくて手の指切断だったりとかなりというかものすごく気合の入ったゴア描写も見られる。
そして切ないラスト共々、隠れた名作、という感じの作品だった。