トム・ハンクスの 大迷宮の作品情報・感想・評価・動画配信

『トム・ハンクスの 大迷宮』に投稿された感想・評価

るんPAN

るんPANの感想・評価

3.0
トム・ハンクスの初主演作(テレビ映画)。
あまり内容を知らずに「ゲームに熱中して実世界でゲームやっちゃう系の作品かなぁ」って思ってたら思わぬ掘り出し物だった。80年代にこういった角度で、実際に起きた(話題になった)出来事をテーマに描いてるのは秀逸だと思う。

陰謀論や心のクリニックだのゲーム中毒だのが蔓延してる現代にこそ向いてる作品な気がする。

ラストが安直なハッピーエンドで終わらなかった点は好きだけど、実際モデルになった人が自殺してると思うと何とも言えないね。誰しもが心に欠陥を抱えてて、それがどんなきっかけタイミングで爆発するかの問題なような気もする。

あと、モデルになった人が同性愛者だったのに映画ではストレートとして扱われてた点は気になった。特に80年代ごろなんてストレートと同性愛者なら明らかに後者の方が生きづらい時代だろうに、そこ省いたのは残念。
m

mの感想・評価

1.0
「トム・ハンクスの」というよりも「トム・ハンクス”が”大迷宮」といった映画。とはいえこれはテレビ映画で、トム・ハンクスが「スプラッシュ(1984)」で大スターになる前の制作。だいたい「トム・ハンクスの」とか俳優名がつく映画は、スターになった後で昔の作品が公開される時につけられることが多い気がする。

作品自体は、テーブルトークRPG「迷宮と怪物」に夢中になった青年が、ゲームのやりすぎで自分をゲームの主人公だと思い込んでしまう。その彼をゲーム友達が現実に引き戻そうと奮闘するが失敗する、という苦いストーリー。

実際に起きた事件を元にしているらしく、テーマ自体は野心的だけど、いかんせんテレビ映画だし、予算も少なそうだし、脚本も薄っぺらい。時代的にはまだまだRPGが身近とは言えない80年代初頭というのも普遍性を獲得するには早すぎたかも。

とはいえ闇に落ちた主人公の内面にもっとスポットを当てられていれば、コンピューター・ゲームやRPGが身近になった現在にも通じる作品になれたかもしれない。

『マイ・ボディーガード(1980)』でも賢そうな少年役を演じていたクリス・メイクピースがもう一人の主役で、IQ190の天才少年を演じていたのが80年代初頭な感じがして懐かしかった。

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