4作目。やっぱり銀熊賞をとった作品だけあって、客席しっかり満員でした。
『月の寵児たち』で、ちょっとココロ折れそうだったんですけどw今作は素直に楽しかった!
ただ生活を消化してくだけの日々から飛び…
音の方向性と絶え間ない運動の方向がとても美しい。心が思わず緩む。しれっと戻ってきても家族も会社もあっさり受け入れるなんて、ファンタジーの特権で夢がある。オチのつけ方も好きだった。
マチューの声だけ…
牧歌的で時間や物事がすべて緩やかに進む。
日々あくせくした時間の中で生きる現代人には一服の清涼剤のような作品。
恐らく仕事をしている人には癒し効果あり。
同じことの繰り返しの変わり映えのしない毎日…
現実の汚さを無理に隠している訳ではないのに、何故かずっと美しい。
こういう絵画的なフランス映画って、単一のメッセージを押し付けてこないから、一見何を伝えたいのってなるけど、観る人によってそれぞれ色ん…
普通、映画に登場する役たちはみんなそれぞれ物語を進めるための「役割」を文字通り担っている、だけどイオセリアーニの映画ではみんなそういう構成上の責任から解き放たれて「ただ生きている」感じがする(もちろ…
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