繰り返しくる同じ朝の空
ゆったりとしたリズム
微妙に重なり流れるような
独特な雰囲気
撮り方に惹きつけられる
おばあちゃんの乗ってる
アルファロメオ・スパイダー渋い
いつものように仕事に向かう…
緩くて良い。人生気ままで良いのだと肩を叩いてくれる。業績や成果や生産性なんかクソくらえよ人を使ったり使われたり数字に一喜一憂するけどさ。俺たち一体どうしちゃったんだ、無を感じるだけの生き物だから。裸…
>>続きを読む監督の作品を観るのは初めてなのだが、ロシア出身ながらフランスに渡った経緯があるようで、ロメールあたりの作風が強く想起される。
前半ではフランス片田舎の日常風景を淡々と、後半は中年男の着のみ着のままの…
化学工場勤めの溶接工で、絵を描くのが趣味な親父、同じく教会の壁画描きしてる数式好きの息子、彼に恋人への手紙の代筆を依頼する農夫と、その手紙を密かに盗み見るのが楽しみな郵便局員等、どの登場人物にも仕事…
>>続きを読むとある工場勤務の男がイタリアを旅するだけの映画で、殆ど長回しを多用した描写と撮り方の良さで一つの作品を成立させている。
語られていることはあまり無いのに、眺めているだけで充足感を味わえるのがイオセ…
月曜日が嫌すぎて2年前くらいからこの映画みたかったのだが、どこのTSUTAYAでも取り寄せないとなくてやっとみつけられた。台詞めっちゃ少ないし突っ込みどころ多いけど、これがヴェニスの息吹だ、のシーン…
>>続きを読む年1回くらいで観るイオセリアーニ作品。
ユルくて、とにかく事件も起こらずユルい。
会話もほとんどないし、意外と長いし、
ダメな人がダメと言う理由もわかる。
でも、結構、皮肉たっぷりだし、人間の美…