ポンコツ娘萌え萌え同盟

シベリア脱走戦線のポンコツ娘萌え萌え同盟のレビュー・感想・評価

シベリア脱走戦線(1967年製作の映画)
3.1
愛は国境を超えることができるか?
可もなく不可もなくといった感じのB級スパイ映画。とはいってもやはりタイトルがシベリア脱出戦線なので後半の脱出劇の方に見どころが集約する。

一応中身はラブストーリー的なところもある。ただやはりそれはスパイ映画の王道であるソ連の娘というものである。この手の敵と恋に落ちるストーリーは『タイガー 伝説のスパイ』とかでも見てきたが本作はそれらと比べるとどうしてもスリルとか話の内容が少し見劣りする。かと言ってスリルがないわけではないが。
ただ強いて言うならラストの終わり方はいい味付けだろう。

ロケーションは雪だったり荒野だったりシベリアの自然を感じられてていが、特に最後の舞台である国境付近の川がすごく美しくて魅力的だった。

だけどさ……フランクあんた腕利きのエージェントの割にはバレた理由がマヌケすぎでしょw