原子力発電所の事故を取材するテレビ・レポーターが、当局によるゾンビ化現象の隠蔽工作を知らされる。原発事故とゾンビを掛け合わせている、イタリア＆スペイン合作のホラー映画。
本作のゾンビは、放射能の影響を受けた突然変異体として登場。皮膚がケロイド化しており、醜い容姿になっているが、超人的な身体能力を得ている。そして、赤血球を補充するために人間を襲撃して、能力を感染させていく。
女性に対する襲撃シーンでは、乳房を露出してからナイフでザックリ、殺害後に胸元をはだけさせて乳房をポロリンチョ、というステキな演出を採用。「四肢切断と内蔵飛び出し描写ができないけど、エロだけはしっかりやるぜ！」という潔さが感じられる。
ゾンビの見た目が「悪魔の毒々モンスター」のようになっており、ゾンビ同士のまったり風景が突然に挟み込まれるため、変な含み笑いが出てしまう。遊園地での足元がおぼつかない乱闘シーンも、色々な意味で見応え抜群。
