このレビューの数。。。どんだけマイナーなんだか。きっと面白くないんだろうなって覚悟して鑑賞。
見始めてすぐに気づいたけどこれ、「天国に行けないパパ」のリメイク（というかパクリ）ですね。

ある日いきなり余命３ヶ月と宣告されたダメ刑事が自分が死んだ後にひとり残される娘のため、殉職（と見せかけた自殺）して遺族補償金を残してあげようと頑張っちゃうお話。死にたいんで無茶ばっかりするんだけどなぜか全然死ねない。それどころか捨て身の捜査のおかげでじゃんじゃん活躍しちゃって果たしてこれでいいのか俺、というお話。主演のイボムスって、聞いたことあるけど誰だっけ？って調べたら「神の一手」のあのインテリヤクザ！言われても納得できないくらいの別人っぷりが見事。

コメディなんだけど、そこはちょっと好きなタイプじゃなかったかも。何だろうかこの見てて恥ずかしくなるようなキャラクターの古さ。あぶない刑事感。見てる最中、常に柴田恭兵と舘ひろしが脳裏に居座る。オリジナルの方はめちゃくちゃドタバタで素直に笑えたんだけどな。でも途中予想外のユヘジンがアホみたいな姿で登場してくれて個人的には十分満たされました。ありがとう、ユヘジン！

このままオリジナル同様にあのオチになるのかなって思って見てたら、ラストが全然違っててびっくり。この展開は意表突かれました。このラストはオリジナルよりも圧倒的に好き。途中まで⭐︎1.５って気分だったのに。一気にアゲてきました。油断してると涙腺やられかねないやつです。

殉職したい英雄？

余命わずかな刑事が寿命が来る前に殉職しようとするが、なかなか死ねないコメディ。

主人公の刑事役を演じるのがイ・ボムス。
ポンコツ不良刑事を見事に演じながら、ちゃんと笑いもとってくる。

あらすじ、、、
娘が大好きなシングルファーザーの主人公。
刑事として働いているが、仕事もいい加減でワイロも受け取ったりする始末。
そんなある日、病院の検査で余命3ヶ月だと診断されてしまう。
とにかく心配なのは残されてしまう娘。
どうせ死ぬのなら、娘にお金を残したい！
とのことで、殉職を決意。
(この辺のお金のシステムはよくわからなかった)

これまで関わろうとしなかった凶悪事件に自ら首を突っ込みまくり、どさくさに紛れて殉職しようとするが、何故か裏目？に出てことごとく事件を解決。
死のうとすればするほど英雄になっていく主人公。
果たして無事に殉職できるのか…？🙄

中盤までふざけまくっていたが、締めるところはちゃんと締めるあたりが個人的には良かった。
ソン・ヒョンジュが中々においしいポジション。

あと、今作はほとんど誰も観てないマイナー作なので、以下、ユ・ヘジンに関するところだけネタバレ。
↓↓

イ・ボムスが手始めに殉職しようした事件の悪役がユ・ヘジン。
刃物の扱いに長けており、自信満々に離れたところからイ・ボムスに目掛けてナイフを投げるユ・ヘジン🔪

それを文字の如く死ぬ気で受け止めようとするイ・ボムス。
そして見事にクリーンヒット💡

ナイフの刃ではなくて柄の部分が…🤦‍♀️

その後、ユ・ヘジンはオバサンに変装して逃亡を図る。

一方、イ・ボムスは誰も見ていないことを確認し、自分の尻を刺して建物の屋上からダイブ！
犯人と揉み合った末に突き落とされたテイにして、殉職(飛び降り自殺)を狙う。

そして、見事にオバサン(ユ・ヘジン)の上に落下。

そのまま捕まるオバサン。
殉職できずに英雄扱いされる刑事。

もう、お腹痛い。


P.S. 今作のオ・ジョンセ

…主人公にワイロを渡すおじさん

• #ユ・ヘジン推参!!
• #한국영화bebebe
• #オ・ジョンセ必須♪

昭和のTVドラマみたいなドタバタ刑事コメディ。悪く言えば洗練されてない。良く言えば荒削り。あれ良く言えてない・・？

トミーとマツみたい。

韓国映画らしくアクションやコメディはポンポン話が進んで人情部分はしつこい。波が結構あって気を抜くと話がめっちゃ進んでる。ラストは意外な感じで終わってビックリ。