ギャスパー・ノエの作品は暴力的でショッキングでセンセーショナルゆえかなり苦手なのですが、彼の人生観死生観には共感できるところもあり、時々中毒のように欲してしまう。
金無し職無し家無し、あるのは性欲のみ(と自分で語っている)な中年男の頭の中を覗いているような、とりとめもなく自己完結なモノローグに終始する。
わざわざATTENTION!と注意喚起してくれるなんて良心的だなあと思っていたが、ああやってカウントダウンまですることで心理的に煽られてかえってパニック発作でも起こしそう。劇場で観なくてよかったぁ。
さて、あとはカルネだけなのだが。