おばけシューター

GANTZ:Oのおばけシューターのレビュー・感想・評価

GANTZ:O(2016年製作の映画)
3.7
「必ず生きて帰るー」ってキャッチコピー、多分一番多いよね。
実際生きて帰れるかは、五分五分といったところでしょーか。

VRが出始めた頃、体験イベントで使われてた映像が本作だったような。(烏帽子のシークエンス)
正直GANTZは原作も荒いし、本作も当たり屋スタンスで流し見してたんですが、結構すごくてびっくりした!

最近のゲームのムービーシーンくらいのクオリティ(いい意味です)で90分、何の因果か実写に頼らずフルCGという茨の道で作りあげたそのモチベーション、一体どこで仕入れたのか。
CGのクオリティは手抜き感は無く、特にモーションはめちゃ良い。
制作背景知りませんが、よくやろうと思ったな。デジタルフロンティア、リスペクトっす。

原作で良かったところ、宇宙人の気味悪さとGANTZ兵器のカッコ良さはキチンと再現、登場人物とプロット絞り、映画としてスマートに纏まってると思う。(エスパーコンビは観たかったけどね)特に良かったのはぬらりひょん第1形態と刀のアクション!