ウィンプスハンター

GANTZ:Oのウィンプスハンターのレビュー・感想・評価

GANTZ:O(2016年製作の映画)
4.2
《超絶映像美に酔いしれてくだちい。》

GANTZは世代的に漫画が学生時代に流行って自分もめちゃくちゃハマってました。
様々な映画や漫画の要素をミックスしたようなSF要素とエログロの感じで高校生にとっちゃたまらん世界観でした。

HUNTER×HUNTERの水見式と、
GANTZの超能力使えるか確かめるライターのやつは2大密かに家でやっちゃった奴です(笑)

深夜にアニメもやってて観てましたね。

その数年後に実写映画化されましたが、
『…そっか。』って感じだったなぁ(笑)

そんなこんなで結構前にひっそりと作られてたフルCGアニメのこの作品。
原作者も絶賛したぐらいの見事な出来。
アニメでも実写でも出来なかったちゃんとしたGANTZの映像化に初めて成功した作品だと思います。

しかも切り取ったところがいい。
大阪編と言う唯一主人公がいない特例なエピソードなんですが、
漫画でも迫力凄かった所なんです。
これがCGアニメになったら…もうすげぇのなんの…

マトリックスとかパシフィックリムを観ているような感覚になるほどのクオリティでした。

特に敵の星人の圧倒的な絶望感が凄かった。
バトルものって味方のカッコ良さも勿論何ですが、敵がどんだけ強くてヤバイ奴かが盛り上がるポイントだと思うんです。
フリーザ、サノス、メルエム、ミホークとか敵が魅力的なのは好きです。
GANTZも原作では千手観音がヤバくて大好きでした。
本作はぬらりひょんのヤバさがとにかく絶望感マシマシでした。

漫画にはなかった光の表現がかっこいいポイントでした。
スーツの光であったり、ビームの光であったり。

GANTZの女子キャラもう魅力的すぎです。
特に本作の杏は良かったなぁ。
あの関西弁にやられます(笑)

このクオリティで他のエピソードも観たいなぁ。