Kitty

GANTZ:OのKittyのレビュー・感想・評価

GANTZ:O(2016年製作の映画)
3.8
ようやく鑑賞。
CG製作のインタビューとかメイキング的な情報は仕入れてたけど、観たのは初だった。現実的なリアルに近づけるのではなく、人が想像したリアルに近づけつつアニメと現実の境をどこまで攻めるか的なことをインタビューで言ってて、まさにそれが成功していると感じた。全編に渡ってリアルに感じたまま、しかしアニメーションであると言う意識を残したまま最後まで観られた。
大阪に住んでいたときに行っていた道頓堀付近、商店街等の町並みがとてつもなくリアルで思わず唸った。キャラクターも奥さんの絵は元々リアルめなのでCGアニメーションとの相性はよかったと思うが、現実と奥さんの絵のベストなポジションを突いていてとても魅力的なデザインだった。何よりエロい。
ストーリーはGANTZシリーズ初見に分かりやすいように、加藤を視聴者と同じ立場に置き説明を自然に入れつつ物語を進行させるのは上手いアレンジ。ラストもあの余白のある終わり方は爽やかな余韻が残った。芸人勢も上手く馴染んでいた。RGが良くてビックリした。むしろ、RGが一番よかったんじゃなかろうか。ギャップもあるからだろけ。どまぁツッコミ所、心理描写の甘さもあるが、細かいとこは置いといてCGアニメーションの進化に震える作品
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