「子どもがおらんでよかったね~・・・」とつぶやきたくなる、めちゃめちゃリアルな夫婦ゲンカ(≒冷戦)
ほんでもって、「コメディ」<「しんみりドラマ」
ヴィンス・ヴォーンとジェニファー・アニストンという、一見凸凹なカップルなんですけど、これが意外と良くつり合ってる♪
なんせ、1言えば10返ってくる、口が達者なヴィンス・ヴォーンは、ジェニファーの女攻撃に負けてないという・・・w
やたらデカいし
やたらイラっとさせる
アドリブらしい彼のセリフに、ジェニファーが本気であたふたしてそうなシーンもあったしwww
その「売り言葉に買い言葉」なよくあるカップルの喧嘩で、後には引けん領域に踏み込んだ冷戦状態を懇々と見せつけられるんですけど、その一つ一つのエピソードの積み重ねが、後になって効いてくる、非常に上手い心情描写がピカーンと最後にスパークします
だって、あのライブシーンは、砕けるよ・・・
ヴィンス・ヴォーンやからと、何かサプライズ的にやってくれるんかと思てたら、そのライブに纏わる女性の心理も、はたまた男性の心理も、どっちもめちゃめちゃ痛いくらいに良く分かるだけに、で、なんで良く分かるんかと言ったら、それまでの積み重ねが活きてるワケで、笑いは少ないけど、こんなにズバリ心理を暴く映画も少ないな~と・・・
私的には、ヴィンス・ヴォーンの友人役が、ジョン・ファブローとジェイソン・ベイトマンって時点で、悪いけどヴィンスに勝ち目はないと思ってたけどね(爆)
ジャスティン・ロングがキモかったのが収穫♪
あ、『アントマン』おめでとう、ペイトン・リード監督!