こーじ

26世紀青年のこーじのレビュー・感想・評価

26世紀青年(2006年製作の映画)
2.8
おバカな映画とは聞いていたが、
噂通りのおバカっぷりでした。

しかしながら、あながち現実離れしてるとも言いがたく。
最初の裁判の場面での、
真面目が通じない、論理が通じない、
理解できないものはバカにして、
下卑た笑いでうてあわない・・・。

・・・いる。そんな人。そんな集団。そんな空気。

そんな世界を拡大しないために、
普通の人である自分たち凡人が、
学び、考えていかないといけないというメッセージ。
今の状況に問題があるとして、
完全否定しても前には進めない。
清濁併せのみながら、やれることを一歩ずつやっていこう。
というようなメッセージ。

一人の天才の偉大な十歩も大切だけど、
それ以上に、凡人みんなで歩む小さな一歩が、
尊いと感じるこのごろ。
思考停止に陥らず、
近くの人達と地道な一歩を重ねていきたいです。

そんな真面目なことを考えさせてくれた映画でした。
点数は低くしているけど。
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