しおまねき

野獣たちの掟のしおまねきのレビュー・感想・評価

野獣たちの掟(1988年製作の映画)
4.0
強盗が起こってからのテンポの良さ。ハチの巣をつついたような大騒ぎで一気に引き込まれる。
銀行で起こった人質籠城事件を描いているので、ほぼ行内で展開するワンシチュエーションのドラマだが、警察内部の主導権争いなども交え、飽きさせない。
主演のティ・ロンに貫禄がありすぎて、悪人なのか、そうでもないのかが読めず、緊張感を生んでいる。
正義と悪の境が曖昧になり、カオス化するラストも良い。
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