揺籠ふぃるす

高慢と偏見の揺籠ふぃるすのレビュー・感想・評価

高慢と偏見(1940年製作の映画)
3.8
『高慢と偏見とゾンビ』の原作が出た時に、まずこちらの小説を手に取り、読み進めたけど、登場人物と姻戚関係が頭の中でこんがらがってしまって、途中で挫折した。
結局『〜ゾンビ』の映画だけ観た。

久しぶりに『〜ゾンビ』を観直そうと思いこちらをベースづくりの為、鑑賞。

まず豪華な衣装や庭園、調度品の数々、モノクロだからか少女漫画が動いてるような味わったことのない感覚に。これで中流階級だと、上流ってどうなってしまうんだろう。

パパがカッコ良かった。知性とユーモアを兼ね備える、これが英国紳士というものかと。舞踏会のダンスシーン、どじょう髭の伊達男、ウィカム氏、リジー、リディアの場面はコミカルで洒落てて良かった。

強引にブン回すのはラブコメの特権だと思う。不幸になる人も嫌な奴もいない、まさに大団円にふさわしいラスト。
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