ーcoyolyー

高慢と偏見のーcoyolyーのレビュー・感想・評価

高慢と偏見(1940年製作の映画)
2.9
なんともおおらかで大胆にアメリカナイズドされた作品です。別に「高慢と偏見」である必然性はなくて、ただイギリスのコスチュームプレイのメロドラマ映画を作りたい!ってだけですよねきっとこれ。時代考証とか大雑把、この時代こんなドレス着てないんだよね、ただこういう時代物でこういうドレス着せたかっただけ。
ラストへたたみかけるところでのレディ・キャサリンの人物像の改変がとってもアメリカンで、この映画はとにかくイギリス人こめかみピクピクさせてそうです。

「高慢と偏見」というより、この時代のハリウッドの空気感を楽しむための作品でした。
ーcoyolyー

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