ヒッチコック39本目
元見世物小屋ボクサー(ジャック・サンダー)が妻を賭けてチャンピオン(ボブ・コービー)と闘う話です。
オーストラリアのタイトルなのであまり知られていなかったボブは、見世物ボク…
ひょっとして最も古いボクシング映画ではあるまいか。
ストーリーは字幕不足でよく分からないが、試合のシーンはいい。
結婚指輪(リング)を捧げた男と、お洒落な腕輪(リング)をプレゼントした男が、ボクシン…
このレビューはネタバレを含みます
素人をリングに挙げてプロのボクサーと戦わせるという意味不明な興行。美人の受付嬢に乗せられ試合に臨む色男。戦うボクサーは彼女の彼。しかし色男はボクサーに勝ってしまう。彼女は色男に心惹かれながらもあっさ…
>>続きを読む昔の遊園地風景から始まる。(あの『見知らぬ乗客』の遊園地よりも、もっともっと古い感じ)
そこでは、ボクシングを見世物にしており、「リング」がある。
また、結婚シーンでも「リング」が出てくる。
女が腕…
ヒッチコックがボクシング映画を撮っていたのがまず驚きであった本作。正直微妙であった。一人の女を取り合う二人のボクサー、ジャックとボブの対決が大まかなストーリーになっている。
『リング』はボクシングの…
映画館では客席から悲鳴が上がったという。それは恐怖映画を作り続ける者のひとりとして当然狙っていたことではある。だがその悲鳴は人生に深刻な変更を迫るモノだったろうか。
──高橋洋『映画の魔』青土社、2…