keinoshin

少年のkeinoshinのレビュー・感想・評価

少年(1983年製作の映画)
2.8
台湾巨匠傑作選2023にて。
初期侯孝賢作品にハマってその後もずっと台湾映画を追いかけてる人間なので、監督ではないとはいえ、侯孝賢が関わった作品ということでめちゃくちゃ楽しみにしてた。

上映の日程が合わず、とりあえず映画観る前にパンフレット買って作品についての知識を入れとくかーと思ってたら、パンフレットでめちゃくちゃストーリーについて触れられてて(完全にネタバレ)、先に買ったのを後悔した。

あまりのショックにストーリーの概要が完全に頭にこびりついた状態で見たので、60分過ぎてもまだ中学時代の話をやってたので「え、あと30分で終わる…?」って心配してたら後半の展開怒涛すぎて、あまりの駆け足具合に呆気に取られてしまった。事前に概要を知らなかったら全くストーリーを消化できなかったかもしれないので、結果良かったかも。(ポジティブ)

お母さん、綺麗な人だし生活のためにめちゃくちゃ年上の公務員と結婚するくらい子供のこと考えてるはずなのに、怒る時すげぇヒステリックだなぁ、とか、継父はザ・おじさんって感じのビジュアルで、この人とじゃ恋愛結婚無理だよなぁとか失礼なこと思ってたのに、実はめちゃくちゃ愛情深くて器の大きな人で、失礼なこと言ってごめんなさいって思ったりした。

期待してた割にはそんなでもなかったなーという感想。

余談。
中学生時代の主人公、絶対風櫃の少年の子だ!!って思ったのにFilmarksの出演作見たら1作しかなくて、勘違いかーって思ってたけど調べたらやっぱりニウ・チェンザーやないか!!!
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