リアリティを感じれた
人と生きるのはただでさえ難しかったりするのに、そこに周囲の環境もかかわってきたりして、
胸に刺さる
「不安が魂を食いつくす」は心に留めておきたい言葉
みんなが二人を受け入れ…
障害を乗り越えようにも、自分たちのなかにもその障害があるのだから事態は困難だった。女は元ナチ党員で、この国の食事に慣れろと言い、職場の新入りをハブることに加担する。男も女はお前のおばあちゃんか?とか…
>>続きを読む疎外され続けて、旅行から戻ってきたら、急に皆の理解が深まる(物価が高まったなど)の周りの優しさが不気味。
それは彼らが常に好奇の目にさらされているという緊張感というのが画面から伝わってくるので良い…
モロッコやトルコなのがドイツ〜と思いながら、移民、外国人労働者について考えていたが、74年であそこまで露骨な差別表現をするってさすが血統主義の国というか。日本も同様だがかなりキツい。優生思想が蔓延っ…
>>続きを読むファスビンダーの作品の中ではストーリーがはっきりしていて露骨な芸術表現みたいなものは少ないけれど、舞台や構図に対する美意識は十分に堪能できる。
相手を利害関係でしか捉えていないような人たちの軽い差…
いまドイツの中で対立するイスラエル支持と虐殺行為への反発のことを思った。主人公が「私も党員だった」「ヒトラーの通った店よ」といったことを言っていたのも印象的。「外国人」という言葉が多かったけれど、こ…
>>続きを読むCS放送でちょっとタイトルが気になり、何が起こるのか全く予測不能の導入部を見せられ、結局最後まで観てしまうことに。
なんと初老の掃除婦と年の離れたアラブの移民労働者との恋物語でした。
恋愛モノはほと…
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