あさの

不安は魂を食いつくす/不安と魂のあさののレビュー・感想・評価

4.2
人間の醜さを終始見せつけられる。それゆえ二人のピュアなるものが良く見えるが、それも段々と怪しくなってくる。余裕のなさは大事なものをどんどん蝕む。自室に閉じこもっても社会からは切り離せない。自分の都合や欲と「本心」を天秤にかけ、簡単に前者を優先させる様はジョークのようで醜さの最終形態。そして今でも頻繁に見る。
あさの

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