不安は魂を食いつくす/不安と魂に投稿された感想・評価 - 3ページ目

『不安は魂を食いつくす/不安と魂』に投稿された感想・評価

浮舟

浮舟の感想・評価

4.0
カメラワークといい、話の運び具合といい、とても妙なる作品だなと思った。
あからさまな差別よりも、無自覚な差別がとても痛々しい。
nyako

nyakoの感想・評価

4.8

ライティング、色彩がとても好き。
オープンカフェやヒトラーが足繁く通ったというレストランでのシーンの撮影ステキだった。

ドイツ人のエミは偶然知り合ったモロッコから来た移民労働者のアリと恋に落ち、結…

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aoi

aoiの感想・評価

4.3

めっちゃ良かった。
本当は続けて他の映画も見るつもりやったけど、余韻も含めて味わいたくて真っ直ぐ家帰った。
観終わったあとは作品が薄暗くて疲れたなぁって感覚もあったんやけど、暫くしてからなんとも言え…

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堀雄一

堀雄一の感想・評価

4.1

共通の敵によって支えられる仲間意識は、仲間意識のためにはあえて敵をも作り出すという人の本質部分が、嫌な感じで、この映画のそこらじゅうにある。
制度や、なんやかんやが簡単に生まれかわり、表面はつるっと…

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kirin

kirinの感想・評価

4.5

おもしろかった!
主演のブリギッテ・ミラが温かみがあって好感が持てた。
モロッコ人の相手役がかっこよい風貌と素直な人柄である一方で、差別する側のドイツ人たちが醜い感じで描かれていたのも、映画としての…

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333

333の感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

不安は魂を食いつくす
幸福が楽しいとは限らない
お互いに優しくしなくちゃ人生の意味がない

二人になってから話し相手のいない独りに戻ることを考えると絶望するけど、二人でいても孤独は消えない、しかもい…

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mat9215

mat9215の感想・評価

4.0

辛気臭い顔が切り返されるだけの、無言の会話がこの上なく雄弁に見える。国民社会主義ドイツ労働者党の党員だったという初老の女が、有色人種の男と恋に落ちるときのぎこちないダンスと、その恋を回復するときのダ…

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Eyesworth

Eyesworthの感想・評価

5.0

【アリはクスクスを食い尽くす】

ニュー・ジャーマン・シネマを代表する監督ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーによって1974年に制作されたドイツ映画。

〈あらすじ〉
舞台はドイツ・ミュンヘン。未…

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akih

akihの感想・評価

4.6

このレビューはネタバレを含みます

普通…普通がなんだか分からないけれど

その普通に抉られた

自分でも何言うてるかわかりません

幸福だけじゃ上手くいかない。

差別や世間からの偏見、すれ違いによって文字通り不安に魂を食いつくされていく2人の様子は見ていて本当に辛い。

ただ冒頭とラストのダンスシーンや、どこまでも自由になれな…

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