エミは優しい人でアリを想う気持ちもわかるんだけど、発言や行動があれってなる。
私があれってなるんだからアリには相当ストレスだったろう。
お互いが相手の事を想っていても育ってきた環境や思想が違うとどう…
移民の男と再婚しようとする母親。そんな2人の受難。2人のことを最大限侮辱し豚小屋とさえ言う子供達にも、異物汚物のように扱う周囲の態度にも辟易。映画としてもこの調子の人種差別を見るのはしんどい。
2人…
ファスビンダー監督に夢中!これも素晴らしかった。
60歳未亡人掃除婦と30歳移民自動車工。互いに孤独な二人が偶然出会い急速に愛し合い結婚。周りの無理解や反発や嫌悪感に晒されながらもお互いを想う気持…
ファスビンダー監督4作目。
ダグラス・サークの『天はすべて許し給う』を下敷きに、初老の清掃員と移民労働者の年齢差や境遇を超えた愛と、彼らへの世間の偏見や差別を描く。
表面的には単純でいじめチック…
他に類を見ない独特の作品。
記憶に残る内容なのだが、個人的にはどうしても入り込むことが出来ずにノレなかった。
というか、男として「そこまでの老専趣味にはついて行けません…‥」ってのが正直なところ。…
恋は言葉じゃなく. . . なんて、ね。二人だけの物語がダンスで触れ合う手と身体で通い合うんだなぁ。日本人ならサザンのメロディに合わせてそいつがピンとくるわけよ。野暮天の酢キャベツ喰いどもにゃ千年…
>>続きを読む年下外国人男性と結婚した事で意識するしないに関わらず浮かび上がる差別意識。
息子たちにアリを紹介するシーンのピリつきが凄い。ああも相手が見える真ん前でテレビ蹴って壊すかね。
娘の旦那役を監督本人がや…
このレビューはネタバレを含みます
隣人に幸福を握られている。他人なしに幸福は成り立たないのか。差別する人もする人も不安を抱え、魂がここではなく別の場所にあるように感じた。不安に覆い尽くされ、そこに閉じ込められているようにも。2人の愛…
>>続きを読む© RAINER WERNER FASSBINDER FOUNDATION