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殺しのストッキングのseapony3000のレビュー・感想・評価

殺しのストッキング(1982年製作の映画)
5.0
白い編みタイツがブラックライトで発光してるクラブシーンのオープニングからキィーーたのしーー。女装したエディチャンがカッターナイフで連続殺人。いきなり犯人顔見せ。レオンポーチ監督のジャッロだけど半分はコメディになってんの最高さすが香港の血。ラジオDJのシルヴィアチャンと刑事が組んで囮捜査、部下のサイモンヤムじゃなくてぬいぐるみみたいなおじさん上司のケントチェンの方とシルヴィアさんがカップルになってるのがなんか楽しいし、ガチャガチャしてるのにいちいちお洒落なインテリアにファッションに贅沢な気持ちになる。犯人と間違われるストーカーのオタクはアレックスチェン「Man of the Brink」でヤバかった内斜視のアイツ(名前誰か教えてください)アイツの寄り目は演技だったんだ…すごいなアイツ。金持ちお洒落夫人の家の中での殺人シーンもすごかったけど、クライマックスのラジオ局内でのアクション、ラジオ局のいろんな部屋使ってて興奮する。詰めかけた警察陣全然使いものにならなくてシルヴィアさんがひとりで応戦、地下のボイラー室でついに決着、とみせかけてーのでまだあるとは思ってたけどレコード庫での棚とレコードぶちまけからスピーカー爆発、自販機で迫ってくるのとか無茶苦茶でよかった。エンディングのNGシーンもさすが香港。
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