あーぁ

殺しのストッキングのあーぁのレビュー・感想・評価

殺しのストッキング(1982年製作の映画)
3.4
夜のネオンにストッキング。

女ばかりを狙い、履いているストッキングを切って絞殺する謎のストッキング殺人を追う香港ドタバタスラッシャーサスペンス。


巷を恐怖に陥れる謎のストッキング絞殺犯に追われるラジオDJのシルヴィア・チャンとそれを追う太っちょ刑事ケイト・チェン。

そしてまさかの絞殺犯の正体がオカマのサイモン・ヤムという絵面だけで既にインパクト大。

夜な夜なオカマに変装してはアバズレ供をストッキングで狩って行くイカレポンチなサイモン・ヤム御大の妖艶なアグレッシブさを見るならマストなシロモノ。

ラストではパンイチでシルヴィア・チャンを追い詰めるサイモン・ヤムの鬼気迫るポンコツ魂には感服すっけどこの頃の香港ヤバ過ぎ映画見過ぎてると割とキチガイレベルは低い。


刑事のケイトチェンは基本あまり役に立ってないし、そもそも凶器がストッキングより圧倒的にカッターの方が出番多かったのは気のせい?

ラストで自販機押しながら猛突進してくるサイモン・ヤムやけど、シルヴィアが開けたドアにぶち当たって自販機反転してパンツ一丁でビルから真っ逆さまに落ちていくサイモン・ヤムの馬鹿な死に様は涙無くして見れん!

ワゴン車の上に落ちて呆気なく散っていくサイモン・ヤムの死体を車の上に乗っけて知らずに走りさるラストのコミカルシーンにズッコケること間違いなし。

うむ、良作!
あーぁ

あーぁ