国策である電力供給のために黒部ダムを建設する大国家プロジェクトのスケールの大きなお話。
昭和30年代のトンネル掘削現場の過酷な実情が伺える。
よくあのような難工事を実現させたものである。
三船敏郎と石原裕次郎がコラボしているだけでも贅沢な感じ。
出演している昭和の俳優が皆リアルタイムで見たよりも当たり前だけれども若い。
寺尾聰が実の父親である宇野重吉の息子役で出ている。
石原裕次郎も最初はインテリ技術者だつたが段々と立派な現場監督になつていく。
トンネル開通のお祝いの樽酒が富山や新潟の酒ではなくなぜか秋田の新政。
wikiを読んで裏話的なものを知るのも楽しい。