まりてぃ

魔法少女を忘れないのまりてぃのネタバレレビュー・内容・結末

魔法少女を忘れない(2011年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

は?!!?泣いたんだが😭😭
ちーちゃんがみらいを忘れてしまった瞬間、残酷すぎて限界だった
こんなに最初から救われないことが示唆される作品ローグワン以来かもしれない(ローグワンは本編3と4の間の設定なので全員死ぬことがわかっている)

冒頭から「元魔法少女」という謎の妹にゼロ年代ラノベ感満載の武士言葉を使うツンデレ幼なじみ、というめちゃくちゃ無理矢理な設定でよくここまで撮れるな…すごい

制服がほぼAKBの『大声ダイヤモンド』
薄くて細い眉毛やヌーディーカラーのグロスに時代を感じる 濃いリップリバイバルっていつだったっけ
みらい演じる谷内里早、確かにかわいいんだけど眉薄ちょいのっぺり黒目がちフェイスなので若干のホラーみがある

月へ飛んでいくシーンは『東京上空いらっしゃいませ』的なファンタジーを感じた 案外こういう演出嫌いじゃないんだよなあ

ラストカットでもう一度来る
「みらい、魔法を使ってるの?!」
「使ってないよ!みらいはもう魔法少女じゃないもん!」
で4点代まで上がりました

冷静沈着で合理的なキャラ=武士言葉に繋がるのほんま意味わからんくて草だが、ちーちゃんの告白にはヤマシタトモコ『違国日記』を思い出した
「わたしはものわかりのいいキャラだから
口答えしないキャラだから
自分より他人を優先するキャラだから
泣きわめいたりしないキャラだから
…後悔したよ 自分が本当にそうしたいときだけそうすべきだった
キャラだから、って言ってるうちに自分が本当はどうしたいのかわかんなくなっちゃったもん」
まりてぃ

まりてぃ