みらい役の美しさ？をひけらかしただけの無内容映画。
そのみらい役と、悠也役。タイプは違うがともに多弁な顔立ちで、（カメラ前でキスする勇気だけはないものの）性格よさそうだし、元気でもあるから、、ありとあらゆる台本にフレッシュに対応できる器だったはず。（例えば、『パッチギ！』の主演だってこの二人ならムリじゃなかったと思うよ。）
なのに、こんな駄物語。「（私は）忘れられちゃうの？」「いや、（僕は君を）覚えているさ」を何十回も繰り返してるわりには、主題がない。何もない。
つきあわせた作り手のオトナたちはマズいでしょ。ＥＴヤメテ。海水汚い。セリフもクサい。校内シーンはことごとく生徒たちへの統制とりすぎ。
とにかく、ひ若い主演二人の魅力を浪費よ。
たった90分尺なのに「早く終わらないかなー。えー、まだ終わらないの？」と疲労困憊。やっとやっとのエンドロールで主題歌聴かされ、それはいいんだけど、さらにその後に “エンディング曲”？ まるでロングひとりエッチ。監督の。
