人喰いネズミの島
なんともそそるタイトルとWHDから発売されているDVDは新品でも780円という破格の値段に惹かれて購入しました。
(恐怖の火あぶりをAmazonで注文した時、AmazonのホラーDVDの中で一番安かったのでついでにポチッただけ)
別の邦題を付けるとすれば
"人喰いネズミ設定の巨大モンスターを作る金も技術も無いので、人喰いネズミの顔やモップみたいな毛皮的なのを犬に被せて無理矢理人喰いネズミを作ったけど、どっからどう見ても犬にしか見えない胴体の奴が襲ってくる島"
裏ジャケINTRODUCTIONの文章に、
"巨大ネズミ？と人間の闘い"
"安易な特撮手法は見てのお楽しみ"
などディスった紹介文になっている。
島で研究している博士たちに船で物資を届けた主人公やけどハリケーンが来とるから帰りの船出せやんから今日は島に泊まるとなったら人喰いネズミ(犬)に襲われる話。
博士の研究で巨大ネズミ扮する犬を増殖させてまってたというシンプルなストーリー。
そこに博士の娘と主人公のラブストーリー、娘の恋人の主人公へのネタミなど、モンスターパニックにはあまり求めていない要素の礎がこの時代から盛り込まれていたのだと勉強になる。
人喰い犬に追い詰められてとっさに思いついた島から脱出する方法は、目出しドラム缶を被ってズルズル歩いていく方法。
追い詰められているのに全員分のドラム缶を集めてドラム缶に目出し部分をバーナーで開ける時間の余裕っぷり。
それに群がるわんちゃんたち。
必見じゃなくて必犬です。
