虎舞羅ーコブラー

イングロリアス・バスターズの虎舞羅ーコブラーのレビュー・感想・評価

4.2
クエンティン・タランティーノ監督が、個性を爆発させた戦争アクション映画。

IDEAさんのオススメから鑑賞。ありがとうございます!✨
タランティーノ作品はこれが初めてですが、彼の作品が何故愛されるか理解出来ました。映画好きも唸るユーモアスなネタやギャグ、そして過激なバイオレンス。これがいわゆる“タランティーノ節”なのかぁ〜!中々面白い😁

第二次世界大戦時、ナチス狩りを主としたゲリラ部隊“バスターズ”の活躍、そしてナチスから逃れた一人のユダヤ人女性の復讐を描く群像劇。
本編での登場は思っていたよりも少なく感じたものの、それでも存在感を強く出している我らがブラピは印象的。いくつになってもカッコいい、男の中の男です。
そしてまさかあのイーライ・ロスが登場。ナチスに恨みを持ち、バットでボコボコにする…というキャラは強烈。
長い会話劇が生み出す緊張感と、ハッとさせられるバイオレンスがベストマッチ。頭の皮を…するシーンは、かなり強烈なので注意が必要かも。そしてラストの炎燃え盛る中の盛大なる復讐、これが痛快かつ過激でスゴい。このシーンでこれまでの長さが吹き飛ぶかの様な錯覚に陥りますね。

タランティーノ節はまだまだ味わってみたいですね。独特な魅力が詰まっている宝箱の様ですね…!
まだ観てない方は是非!