福福吉吉

イングロリアス・バスターズの福福吉吉のレビュー・感想・評価

3.0
ナチスに家族を殺された映画館主のショシャナは、ナチス高官が出席する上映会の夜、復讐を果たそうと画策する。一方、アルド・レイン率いるナチス軍人の殺害を目的とする極秘部隊「イングロリアス・バスターズ」も映画上映会にヒトラーが出席することを知り、ヒトラー暗殺のため映画館へ潜入する。

「史実なんてどうでもいい」という豪快な作品だった。
イングロリアス・バスターズのナチス軍人を殺して頭の皮を剥いで、額にナイフでハーケンクロイツの切り込みを入れるシーンは残酷な描写であるが、不謹慎かもしれないが、どこかコミカルな感じが否定できなかった。
ストーリーとしては「ユダヤ・ハンター」の異名を持つナチス軍人ハンス・ランダが中心になって展開していったように思う。それほどハンス・ランダ演じるクリストフ・ヴァルツの演技が非常に個性的かつ理知的で本作品の中で際立っていた。
面白かったと思います。
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