やまだ

イングロリアス・バスターズのやまだのレビュー・感想・評価

3.5
終わり方が痛快なので、後味は悪くない。でも結構しんどい描写も多い。

ナチス時代にアメリカから送り込まれたナチぶっ殺部隊がイングロリアス・バスターズ、名誉無き野郎ども。ブラピはその隊長。イカれてるけど、肝が座ってて飄々としてて、ブラピがよくやる(?)イカれたカリスマって感じ。まぁ惚れるよね。
ナチスのユダヤ人ハンターの将校がマジで怖くて、息止まった。ほんとに最悪な奴だよ。あいつは。

全然交わらない人達が、違う目的を持って行動して、最終的に同じ結末を迎えるのがおもろい。タランティーノって感じ。悲惨な歴史への痛快な二次創作なのも、色々死ぬけど、なんか特に大義のないグレーな人達が一人勝ちする感じもタランティーノって感じ。ワンハリとかパルプ・フィクションみたいな爽快感ある。
馬鹿みたいにチープで、馬鹿みたいに突拍子なくて、馬鹿みたいに爽快なのが、タラ節でいいよね。
やまだ

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