しと

イングロリアス・バスターズのしとのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

第二次世界大戦についてあまり学校で勉強した内容を覚えてなかったので、事前に予習して鑑賞。ドイツとアメリカ、フランスの立場が分かっている前提で見ると、とても面白かった。ただ、このようなタブーな内容に思えてしまうことを映画にしてしまうタランティーノ監督はすごいなと思った。
監督曰く、ナチを映画館でいたぶるシーンは勝手に思いついたと言う。また、インタビューでは、登場キャラクターの設定の重要性を語っている。最初に設定を全部ネタバラシしてしまっては、つまらないという。ストーリーが進むにつれ、観客はそのキャラクターにカリスマ性を感じずにはいられなくなる。それが面白いんだと。なるほど。
また、ストーリーが急激に左旋回、右旋回し観客を予想外の場所へ連れて行くのも大切だという。サプライズ付きで。

・パルプフィクションの台本を隣に置いて、映画の脚本を書いた。物語の展開し始めるタイミングなどを参考にした。また、パルプフィクションでもたついたところに、本作では盛り上がるシーンを入れたりした。
・「地獄のバスターズ」「特攻大作戦」「コマンド戦略」「戦争プロフェッショナル」「暁の七人」「追想」からインスパイアされた。
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