土平木艮

イングロリアス・バスターズの土平木艮のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

⚫︎タランティーノ作品なので、『バイオレンス』『ややグロ』有り。
⚫︎でも、やはり面白い。飽きさせない。
⚫︎マイケル・ファスベンダー、やっと出てきたと思ったら、早めに死ぬ。
⚫︎史実と異なるかたちでヒトラーも死ぬ。
⚫︎クリストフ・ヴァルツが、『淡々と怖い策略家』役。でも最後に死ぬ。観てる方はスッキリする。
⚫︎メラニー・ロランが綺麗。でも、復讐を果たして死ぬ。
⚫︎ダイアン・クルーガーが美人女優兼スパイの役。(個人的好みではメラニーロランの方が勝ちだけど)存在感あった。でも死ぬ。

⚫︎史実を基に『史実と異なる、でも観てる側の溜飲が下がる結末』に落ち着かせるのは、本作の10年後に作られる『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』と同じ(こっちの方がチョット切ない部分もあるけど)。

⚫︎タランティーノ作品はやはり面白い。自身が映画大好きな人だけあって、『面白い映画ってこんなんだぞ』って心得てる感じ。本人の出演シーンには気付けなかったけど。

⚫︎監督自身と同じ『映画大好き人間』にとってウホウホしてしまう要素が非常に多いと思われるし、そこに気付ければ観てて数倍楽しめそう。でも、私の様に殆ど気付けない人間でも充分に楽しめる作品。

⚫︎タイトルの綴り、意図的に微妙に間違えてるので、受験生は間違ったまま覚えてしまわない様に注意が必要。
土平木艮

土平木艮