たてぃ

イングロリアス・バスターズのたてぃのレビュー・感想・評価

4.0
この作品の評価できるところは、英語、フランス語、ドイツ語、そしてイタリア語をきっちり使い分けているところですよね。ハリウッド映画だとドイツ人もフランス人も全員英語…なんてものが多いですが、さすがタランティーノ!でしたw

そんな言語を使い分けた結果、おもしろいところが3つほどありました。

①ナチスの大佐(この人が実質的な主役)がユダヤ人探しにフランスの農家を訪ねた際…
大佐「いやぁ、フランス語も話せるんだけど苦手でさぁ(大嘘)。だから英語で話さない?あなたが英語話せるのも知ってるし」
農家「いいですよ」
大佐「で、いるんだろ?あいつら(in English)」
農家「」
大佐「どこにいるか目で示せや(in English)」
農家「…(ソコです)」

②ドイツ語を話すイギリス軍がレジスタンスに紛れてドイツ軍がたむろする酒場にてナチス少佐がからむシーン…
少佐「いやぁ、俺って相手が話すドイツ語でどこの出身かが分かるんだよね~でもあんただけ分かんない」(よくいますよね、居酒屋でつまんないウンチク語るおっさんってw)
英国人「私は…」

③ブラピ率いるバスターズがイタリア人スタッフに紛れこむシーン
大佐「僕イタリア語も話せるんだよw君の名前は?」
ブラピ「ゴッラーミ…(適当な発音)」
大佐「もう一度言って」
ブラピ「…ゴラーミ?」


結構スリリングなシーンが多かったのも良かったですね。個人的には、大佐がクリームを頼むシーンはドキドキしました。
たてぃ

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