ミーミミ

イングロリアス・バスターズのミーミミのレビュー・感想・評価

5.0
オープニングから泣く

ダメなんだわ。切なすぎて好きすぎて。
最初から涙腺にくる…
タランティーノ好きにはたまらない…


洗濯物のはためく向こうにあの車が見えた時から、嫌な予感はMaxで!


ユダヤ・ハンターたるランダ大佐(当時この役でクリストフ・ヴァルツを初めて知りました!)

太刀打ちできない曲者中のクセ者、ランダ大佐に追い詰められ…

家のご主人の顔のアップ!あの涙目!
その絶望が胸にくる!


あぁ、それにしても
四角に抜かれた扉からの構図の美しさ

そこを銃撃を逃れて走り去る少女

狡猾なランダ大佐の獲物に照準を合わせるかの様なアップ
そしてあの呼び掛け…


5章からなる各エピソードのスタートから全身全霊を掴まれて…おぉ!タランティーノ!

2章ーブラッド・ピットとイーライ・ロスに
エェ!となり

3章ー最高に美しいショシャナと、ゴジラばりのランダ大佐の再会に、ケーキが喉を通らず

4章ー地下室のバーでのゲームで神経をすり減らし

5章ー映画館でのランダ!笑いすぎ(ブラピの顔芸、笑)

そして、すべてを昇華させるラスト!


かなり、はしょり過ぎましたが、
そこはぜひ期待値をゼロにして、
どっぷりとタランティーノ節に浸っていただきたい、そんな作品です

最後、くちが「痛い!」の「ィー!」のくちになります!
ブラピの彫った「俺の最高傑作!」を見て
ミーミミ

ミーミミ