このレビューはネタバレを含みます
タランティーノ監督によるナチへの復讐劇
冒頭から張り詰めた緊張感。ランダ大佐が娘の手を取るように見せかけて脈を測っているというツイートを見たのでそこに注目して見たら、本当にさりげなく手首に指を当てていてゾッとしました。
本作の個人的見どころは2つ。
1つは地下の居酒屋のシーンで、
ヘルシュトローム少佐がヒコックス中尉のアクセントを疑って以降の腹の探り合いに走るとても嫌な緊張感。そのままなんの疑いもなく立ち去れ、、、と念を送りながら観ていましたが結果は、、、
2つはやっぱり映画館のシーン。
ショシャナサイドとバスターズサイド交互に話が進んでいきます。残念ながらショシャナはナチの末路を見ることはありませんでしたが、スクリーンいっぱいに映ったショシャナの顔と燃えるスクリーン、銃撃、爆発。復讐に相応しい“爽快さ”でした。
ランダ大佐、途中までとても頭が切れて敵わない強敵、という感じだったのに最後めちゃくちゃ詰めが甘かったな。。何やってんだ。。。
でもこの映画の主演であるブラピが霞むほどランダ大佐を演じたクリストフ・ヴァルツの演技は最高でした。
あともう少しだけバスターズの活躍が見たかったなぁ
自分はタランティーノ作品は2回観て初めてその良さに気づくようです笑 1回で面白さを理解できるようになりたい。。笑