浅野公喜

死霊が漂う孤島の浅野公喜のレビュー・感想・評価

死霊が漂う孤島(1941年製作の映画)
3.2
今から80年前のゾンビを題材にしたコメディ映画。

今作で描かれるゾンビはゆっくり歩くものの怖いメイクを施されず、変な動きもせず割と普通に歩き、時に食事もしようとする昨今の作品で描かれるゾンビとはかなり違うのが新鮮で、そこにヴードゥー教の儀式や催眠術が関連し、マンタン・モアランド演じる面白黒人的執事が催眠術でゾンビにされそうになったりします。

作品として凄く面白い、というわけではないのですがまだパターン化していない、ある意味発展途上的ゾンビが観れるという意味では貴重な作品の一つかも。
浅野公喜

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