「作ればオタクがやって来る」弱きの味方、がんばれオタク！モテないの権現みたいな大人たちが少年というよりガキたちにムキニになる。『ナポレオン・ダイナマイト』に続きナードなジョン・ヘダーはじめ幼少期、子供時代に運動が得意ではなく爪弾きにあっていた人々のための意義深い試みではあるけど、肝心な作品としてはその空っぽさに日曜日の昼下がりかビデオ映画のような寂しさ切なさが込み上げるほどイマイチで、どれだけ濃いキャラがいようと笑えない薄っぺらさ安っぽさを否定できない。おかしいね、本当は明るくなるはずなのに劇中で流れるポップソングも。それよりも金持ち豪邸のスター・ウォーズグッズの数々に『ビッグバン・セオリー』の面々くらいテンションが上がる。暗い過去に向き合い倒すようにオタク本部からの大きな野望。
Fairy Jelly, Gus Bus
TOMATOMETER11% AUDIENCE64
Critic Consensus: A gross-out comedy that is more sophomoric than funny, The Benchwarmers goes down swinging.
