悪ふざけにそのままブレーキがかからず、あるいはユーモアとして共有できる幅を作れないにもかかわらず、それが出来ているテイで最後まで行ってしまった。個々にはスキルフルな人たちだと思うけれど今回中心にたったロブ・シュナイダーのキャラに遊びがなかったからか良いところが出ず、この内容とメンツに対しての求心力には足りなかった。
逆説的にアダム・サンドラー（色）不在の映画ってこういうことになるのかと思い知った。ジョン・ヘダーのナポレオン色は外からの悪意があってはいけない。そこを間違えて使うと大ヤケドする。
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