らんらん

女医絹代先生のらんらんのレビュー・感想・評価

女医絹代先生(1937年製作の映画)
3.5
田中絹代、佐分利信主演のラブコメ

【あらすじ】
田中絹代と佐分利信の家はお隣同士なんですが親の代から仇のようにいがみ合っています
そのわけは両家とも医者の家系で商売敵であったからです
佐分利信の父はその競争に勝つため馬車馬のように働いたのですが早死にしてしまい、母(吉川満子)はお隣に殺されたと常々語るのでした

そのいがみ合う両家の子供たちである田中絹代&佐分利信も医者になるべく勉強を積み、田中絹代は実家である父(坂本武)の漢方所を改装して開業、病院は絹代先生の美貌につられて大繁盛
一方佐分利信は大学の病院で働くのですが、開業医である田中絹代とは差がついてしまい母親には奮起を促される日々

いがみあう親たち同様いがみあう田中絹代&佐分利信ですが実はお互いに憎からず思っていて、、、

【感想】
ストーリーはまあベタな展開です
お互い好きなんだけど素直になれない、本人を前にすると憎まれ口をついちゃう

2人の仲の万が一を心配する吉川満子に
佐分利信はまかり間違ったら坊主になるとまで宣言しちゃう(結果坊主になるw)

とにかく田中絹代がかわいい映画です
ラブコメの田中絹代ってツンデレが似合っていて好き
女だてらに開業して車の運転までこなすんだけど、でも女の子なところかわいいところがあってそんなギャップが良い

最後に今回のクラブ化粧品!
「美人は絹代、白粉はクラブ」
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