『ゲームの規則』『大いなる幻影』の原石。一方は上級国民を嘲笑し、もう一方はその尊厳を讃えているという矛盾!それよりも二つのフィルムが分岐していく以前の集合として観ると興味深い。
狂騒と多角関係は言う…
兵役コメディ。
ルノワール長編4作目。
詩人とその召使いが入隊するところからはじまるドタバタ劇。
チャップリンやらのアメリカのコメディの影響が大きく、模範的なサイレントコメディという感じの出来。…
キッスで始まりキッスで終わる助平丸出しのルノワールだが、トリュフォーをして「最高の喜劇」と言わしめた一作は伊達で無い。ルノワール版のフルメタル・ジャケット(笑)はとにかくしっちゃかめっちゃかしていて…
>>続きを読む『ゲームの規則』のリズミカルさは、無声映画由来ということか。幾何学的に規則的な構図と動きと、どこでも成り立ちそうなありふれた風刺漫画の型があって、そこからはみ出す素の動作が奔放な喜劇を作る。チャップ…
>>続きを読む1928年製作とは思えないカメラの躍動感、アングルとポジションの多彩さ、構図の奥行き。『ゲームの規則』など以降の作品の片鱗をのぞかせつつも、サイレント映画らしい動的な楽しさとプリミティブな美しさに満…
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