かぼちゃ

スロベニアの娼婦のかぼちゃのネタバレレビュー・内容・結末

スロベニアの娼婦(2009年製作の映画)
2.2

このレビューはネタバレを含みます

お金を持って堕ちていく学生の、典型例、という感じ。娼婦として相手にした政治家が心不全で死んでしまったせいでスロベニアンガールというコードネームが有名になってしまい、男にも追われ、田舎の親にもばれそうになり疑われ、ついに大学も辞めて田舎に戻る、という結末だが、これは自己破産みたいな形を取ったのかな?
体を売るという事に何の抵抗もなく、お金欲しさに、しかもそのお金が欲しい理由もただ「都会で良い暮らししてみたい」という、側から見ればしょうもない憧れからくるものだったが、最終的には全てを簡単に手放し、諦め、元居た田舎に帰り、平和だけを取り戻す。居場所があるという強みをかなりヒロインから強く感じ、どんな状態になっても帰れる場所がある人っていいなぁと羨ましくすら思った。
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