清水英治

スロベニアの娼婦の清水英治のネタバレレビュー・内容・結末

スロベニアの娼婦(2009年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

スロベニアの大学生、アレクサンドラはスロベニアンガールと名乗り娼婦をしている。ある日、相手の男が発作で死んでしまう。
田舎に父のエドは一人暮らしておりたまに会いに行く。アレクサンドラは稼いだ金でマンションを買うがマフィアに捕まりそうになったり稼げずローンの返済もできない。大学も単位を落としそうだ。
さらに、仕事先で父のバンド仲間に会ってしまう。父にばらすと脅され彼は金を払わずアレクサンドラと寝る。
アレクサンドラは、マンションを諦め、大学も辞め、娼婦からも足を洗う。故郷に帰った彼女はライブハウスの外で物思いながらタバコを吸うのだった。
評判悪いが個人的には比較的好きな作品。下心満載で見たが良い方向で裏切られたと感じた。あの世代のどうしようもない鬱屈した雰囲気が作品の基調になっており、最後も新たな人生を歩む決心をしたという希望のある終わり方に見えたが
清水英治

清水英治