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クリムゾン・キモノのROYのレビュー・感想・評価

クリムゾン・キモノ(1959年製作の映画)
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盆踊りと暴力

LAのリトル・トーキョーを舞台に異人種間の恋愛を描くフィルム・ノワール。

■INTRODUCTION
固い友情で結ばれた日系人と白人の二人の刑事が殺人捜査の過程で同じ白人女性と恋に落ち、日系人の刑事はアイデンティティの危機に直面する。

■STORY
ロサンゼルスのリトル・トーキョーで、あるストリッパーが殺される事件が発生。LA市警に勤める日系2世のジョーと、その同僚で朝鮮戦争での戦友でもある白人のチャーリーが、捜査を担当することに。彼らは被害者の職場の楽屋に残されていた1枚の絵画「クリムゾン・キモノ」を手掛かりにするが、やがてその作者である美しい女性画家クリスと知り合う。彼女に好意を抱いた2人は、彼女をめぐって争い、互いの友情にヒビを生じさせるようになるが……。

■NOTES
劇中で紹介される剣道や着物など、少々奇妙な日本文化の描写はご愛嬌。

「赤とんぼ」のインスト

Spotifyにジェームズ繁田さんの曲あった

caucasian:コーカソイド[白色人種]

撮影はサム・リーヴィット(『黄金の腕』『或る殺人』『恐怖の岬』)
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