上海十月

クリムゾン・キモノの上海十月のレビュー・感想・評価

クリムゾン・キモノ(1959年製作の映画)
3.5
2016年の感想。多分見ている。ラストでジェームス繁田と白人女優がキスして回りを花笠音頭が通りすぎるのを観て思い出しました。ストーリーは、ほとんど思い出せなかった。WOWOWでしか放送してないので以前もWOWOWかもしれない。アジア人が白人と恋に落ちるというのはタブーだった時代なので画期的な映画らしい。その辺りは、「映画は、戦場だ!」と叫ぶ反骨の監督サミュエル・フラーらしい。当時でも珍しいハリウッド映画のなかでも日本語を使わせたりと全編英語にしないところがリスペクトできる。冒頭のストリッパー殺人シーンから捜査の時のサインボードの撮し方なんか見ているとゴダールは、影響受けているなとやはり感じますね。
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