LEE

ベスト・オブ・ザ・ベスト3 蘇える狼のLEEのレビュー・感想・評価

4.0
シリーズ第三弾
エリックロバーツも降板し、普通のアクション映画となった本作
それでもしっかり面白い作品だった


街に蔓延る白人至上主義者たちと闘うというストーリーなんだけど、まず映画としてしっかりしている
カンフー映画のような迫害→我慢→逆襲という王道の展開をしていくんだけど、特に前半は迫害する側される側をじっくりと描いているので、この差別問題が映画の単なる舞台装置というだけではなく深刻な問題である事がひしひしと感じられる
シーンの移り変わりもちょっと洒落てたりと意外なことに?主演だけではなく監督も務めたフィリップリーの手腕を感じられた


そしてアクション
格闘トーナメントでは無くなったので、ミニガンやロケットランチャーも飛び出すご機嫌なアクションとなっていた
前半は割と落ち着いてるんだけど、後半になってからはド派手なアクションも飛び出し満足
もちろんフィリップリーの足技も拝める
ラスボスとのタイマンも割と尺を割いてしっかりと見せてくれたのが嬉しい
欲を言えばフィリップリーの好敵手が欲しかったかな


ジャンルは変わったもののこれはこれで面白かった一本
4も楽しみ!
LEE

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