たてぃ

ペイド・バックのたてぃのレビュー・感想・評価

ペイド・バック(2010年製作の映画)
4.0
予想以上に複雑なサスペンスものだったので最後まで飽きずに鑑賞できました。

イスラエルで英雄扱いの主人公レイチェル。1997年、その娘が母親の生き様を本に書いて出版されることに。その生き様とは、ナチ狩りの諜報員モサドとして働き、多くの同胞であるユダヤ人を死に追いやったナチス親衛隊の極悪隊員を捕まえ暗殺したこと。しかし、その暗殺に関わった同僚デイビッドが自殺したことを元同僚&元夫のステファンから伝えられる。そして、諜報員だった当時(1965年)の東ベルリンでの回想シーンが流れ…

序盤のシーンをしっかり把握した方が後半楽しめます。そうでないとなかなか入りきれないと思います。

登場したナチス親衛隊の極悪隊員とはまさにヨーゼフ・メンゲレがモデル。‘死の天使’と呼ばれ人体実験をしまくったマッドサイエンティスト…ちなみに、メンゲレは南米での長い逃亡生活の末、溺死しました。最後までモサドに捕まることはありませんでした。
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